




伝統的な「手描き糸目友禅染め」の技法で染められた帯です。
前柄は左右違ってますので、それぞれをお楽しみいただけます。
色は参考までに「和色大辞典」でイメージをお確かめください。
web上の写真とはかなり違うのもあります。
日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional Colors of Japan
https://www.colordic.org/w
柳煤竹色#5b6356のような色です。
正倉院模様の帯地です。
奈良の正倉院に眠っていた御物にある図柄を、オリジナルの紋意匠織り生地の模様にしてみました。 「葡萄唐草」と呼ばれるものが有名ですが、1000年以上前に既にこのような完成されたデザインが存在したということが驚きです。
私ども着物や帯を手描きする立場で言いますとあまりにも自明すぎて忘れていてしまうのですが、全て正絹100%です。
さらにホームページ
http://silkgallery.org
を見ていただくと、工房の説明や私と弟子のこと、制作の様子なども含めて、「過剰に」書いてありますので是非ご覧くださいませ。
皆さんよく「これは一点ものですか?」とお尋ねになられますが、スケッチをし、デザインと格闘し、そして染め加工に注力し、仕上げ、整理、そしてお仕立ての工程へということを、全くのオンリーワンでこのお値段で提供させていただくことはさすがに難しいです。
ですから、この柄のバリエーション、色違い、生地の柄違いのもの、は生まれ出る可能性はありますよ、とお伝えしておきます。
全く同じものは作りませんが、例えばこの帯は現在一点だけですが、お求めいただいて無くなったとしても、ご希望でマイナーチェンジしたものをお作りすることは可能ですので、どうぞご相談ください。
また今までお求めいただいてきた作品、商品とはいろいろな点でかなり異なりますが、お値段が安いからと言って「質」を落としているわけではありません。
お仕立て、10%の税金、送料、そして場合によってはアフターケアを含めてのお値段ということでご承知おきくださいませ。
なお帯のお仕立ては京都の老舗でやってもらうのですが、通常の名古屋帯仕立てでなく、開き名古屋とか、松葉仕立てとかをご希望の時は仰ってください。また「袋帯」にお仕立ての時はプラス1万円(税込み)とさせていただきます。
詳しい取り決めは、「特定商取引に関する表記」「利用規約」「プライバシーポリシー」に目を通しておいていただければと思います。
実物を見てから考えたいと言う方の為に予約制で工房に来ていただけるようになりました。
「 FAQ」、「お問い合わせ」のページをご覧ください。