




伝統的な「手描き糸目友禅染め」の技法で染められた帯です。
「恐竜浪漫」の第二弾。 古代紫中心に古代のイメージでぼかしてあります。
前柄は左右違ってますので、それぞれをお楽しみいただけます。
色は参考までに「和色大辞典」でイメージをお確かめください。
web上の写真とはかなり違うのもあります。
日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional Colors of Japan
https://www.colordic.org/w
紫紺色#460e44 をダークにした感じです。
日本最大の(ということは世界最大の)動物柄帯の工房を自認しております。定番の「猫」柄に始まり20年以上に渡って様々な動物をアレンジしたメルヘン的な帯を染めて参りましたが、2020年、初めてsilkgallery webshopを開設するにあたり、新たな柄のラインナップでメルヘンの生き物たちを表現していくことに致しました。
私ども着物や帯を手描きする立場で言いますとあまりにも自明すぎて忘れていてしまうのですが、全て正絹100%です。
「波動」生地を使用。
波を表現したオリジナル紋意匠織り生地を作りました。
普通市販されている生地の地紋は、その長さ(紋丈と言います)はせいぜい3尺(約90cm) くらいですが、シルクギャラリーの「紋丈」はとんでもなく長いのがありまして、中でも「辻ヶ花」模様と、この「波動」はチャンピオン格でして、反物の上前分4尺8寸(2m弱)をひと続きの柄として組み立ててあります。 「波動」というタイトルを付けたように、強弱疎密、量子力学の量子の振る舞いの如く、巨大なうねりを「織り」という世界を通して表現してみました。
さらにホームページ
http://silkgallery.org
を見ていただくと、工房の説明や私と弟子のこと、制作の様子なども含めて、「過剰に」書いてありますので是非ご覧くださいませ。
皆さんよく「これは一点ものですか?」とお尋ねになられますが、スケッチをし、デザインと格闘し、そして染め加工に注力し、仕上げ、整理、そしてお仕立ての工程へということを、全くのオンリーワンでこのお値段で提供させていただくことはさすがに難しいです。
ですから、この柄のバリエーション、色違い、生地の柄違いのもの、は生まれ出る可能性はありますよ、とお伝えしておきます。
全く同じものは作りませんが、例えばこの帯は現在一点だけですが、お求めいただいて無くなったとしても、ご希望でマイナーチェンジしたものをお作りすることは可能ですので、どうぞご相談ください。
また今までお求めいただいてきた作品、商品とはいろいろな点でかなり異なりますが、お値段が安いからと言って「質」を落としているわけではありません。
お仕立て、10%の税金、送料、そして場合によってはアフターケアを含めてのお値段ということでご承知おきくださいませ。
なお帯のお仕立ては京都の老舗でやってもらうのですが、通常の名古屋帯仕立てでなく、開き名古屋とか、松葉仕立てとかをご希望の時は仰ってください。また「袋帯」にお仕立ての時はプラス1万円(税込み)とさせていただきます。
詳しい取り決めは、「特定商取引に関する表記」「利用規約」「プライバシーポリシー」に目を通しておいていただければと思います。
実物を見てから考えたいと言う方の為に予約制で工房に来ていただけるようになりました。
「 FAQ」、「お問い合わせ」のページをご覧ください。